平戸のお菓子

ストーリー
平戸と菓子文化
かつて「西の都」と呼ばれた平戸の街。
平戸藩主と南蛮貿易を背景に、和と洋が混ざり合った独特の菓子文化を築いてきました。
南蛮貿易と南蛮菓子
復元された平戸オランダ商館
平戸のお菓子を語るうえで忘れてはならないのは南蛮貿易です。
1609年に平戸にオランダ商館が建てられ、ヨーロッパとの交易が始まりました。オランダやイギリスの商人が平戸の街で庶民と一緒の街に住み、生活を営んでいました。その交流の中で自然と、南蛮菓子が伝わったといわれています。
かつて城下町には多くの菓子屋が並び、カステラや丸ぼうろ、ビスケットなどの南蛮菓子が作られていました。これらの菓子は外国の人たちや平戸藩主、庶民にまで広く好評だったようで、江戸中期には平戸でビスケットが流行したともいわれています
このように平戸は、日本でも最も早く、17世紀から西洋の菓子に親しんだまちでした。
百菓之図」とお殿様
もうひとつ、平戸に菓子文化が根付いた背景に、茶道を推奨してきた平戸藩主の存在があります。
松浦家第37代松浦詮(心月)が建築した茶室「閑雲亭」
松浦家35代当主松浦熈(ひろむ)が着想し、およそ6年かけて作られたのが「百菓之図」です。藩主の命で1845年に完成した「百菓之図」は、当時の平戸で銘菓とされた百種類の菓子を紹介した図鑑のようなものです。茶菓子としてふるまわれていた菓子や、お殿様しか食べられなかったカスドース、当時の庶民にも身近な牛蒡餅まで、色とりどりの菓子が記録されています。
まんじゅうや牛蒡餅などの和菓子のほか、花かすていら、カスドースといったオランダやポルトガル由来の菓子も掲載されており、当時から南蛮菓子が親しまれていたことがうかがえます。
城下では比較的自由にお菓子づくりが許されており、和菓子、南蛮菓子と厳格に区別せず菓子を親しむ風土が根付いていました。
平戸蔦屋
平戸の老舗菓子店の一つ「平戸蔦屋(つたや)」は、藩御用達の菓子司として500年間、平戸菓子を作ってきました。
「平戸蔦屋」は、蔦屋家からはじまり、木本家、松尾家と家系にこだわらず、伝統の味や技法を継承し、つないできた歴史があります。「平戸菓子は平戸の文化そのものであり、みんなで守っていく」という志が込められています。
現在店を守るのは24代目の松尾俊行さん。築400年の店舗も、かつて徳川家康の外交顧問を務めた三浦按針が住んでいたといわれる建物。今でも松浦家との関係を大切にし、菓子文化を地域の誇りとしています。
平戸を知るには平戸菓子を。
歴史に思いをはせながら、ぜひ平戸菓子のおいしさをお楽しみください。
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